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Beating 第76号
2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第6回:デジタル教科書・学業成績・SNS利用者

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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第76号     2010年9月28日発行
現在登録数 2,449名

2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第6回:デジタル教科書・学業成績・SNS利用者


http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m076

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みなさま、こんにちは! 

今年の夏から秋への移り変わりは、とても急でしたね。BEATが居を構える
本郷キャンパスも、とたんに秋めいてまいりました。

「○○の秋」。○の中には色々な言葉が入りますが、BEATはもちろん、
「研究の秋」です。Soclaプロジェクトの次なるステップに向けて、準備を
進めています。
皆さまはどんな秋を過ごされるのでしょうか・・・?

それでは、初秋のBeating第76号をお送りします!


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┃★CONTENTS★
┃【特集】2010年度Beating特集「@Eduなう!」
┃第6回:デジタル教科書・学業成績・SNS利用者
┃ 
┃■お知らせ・2010年度第2回 BEAT公開研究会
┃「外国語学習のソーシャルイノベーション」開催報告
┃■お知らせ・UTalk
┃「「上流」にさかのぼる:建築を通した社会とのつながり」のご案内
┃■編集後記
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━━┓
┃特集┠───────────────────────────────
┗━━┛ 2010年度Beating特集「@Eduなう!」
第6回:デジタル教科書・学業成績・SNS利用者
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■ 2010/09/13 08:50:02 http://twitter.com/beatiii/status/24327172465
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┃カリフォルニアの学校で代数学の教科書としてのiPadを検証する
┃プロジェクト
┃California testing iPads as algebra textbooks
┃- The Hill's Hillicon Valley http://ow.ly/2D0LQ
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
│今年度から米国カリフォルニア州の4つの学区で教科書の代わりに試験的
│にiPadを利用した代数の授業が始まります。プロジェクトの目的は従来の
│教授法に対するデジタル技術の利点を証明することです。ランダムに選ば
│れた400人の8年生が、デジタル版の教材を搭載したiPadを利用します。
│生徒らは、専門家による宿題のコーチやアニメーションによる課題実施の
│解説などの400個のビデオにアクセスすることになるでしょう。プロジェ
│クトの生徒らの学習の進捗は、紙の教科書を利用している生徒と比較され
│る予定です。初期のデータは来年1月に報告されますが、完全な結果は学
│年度末に発表される予定です。


■2010/08/31 12:03:33 http://twitter.com/beatiii/status/22581549088
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┃Northwestern大の研究( http://ow.ly/2x5Ty )ではSNS利用とGPAの間
┃に有意な関係がないと結論づけられたが、Facebook利用者は非利用者に比
┃べてGPAが低く、学習時間も短いとする論文が公刊された
┃ http://ow.ly/2x5WR
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┌──┐
│解説│
└┬─┘
│SNSの使用と学習成績との関係を調査した研究を紹介します。米国ノー
│スウェスタン大学の研究によれば、SNS内でユーザがどのように相互交
│流するかの強度は、活動の種類に関係しています。また、SNSへの没入
│度は男女間で違いがあるそうです。しかし、交流の強度・活動の種類・学
│業成績との間には関連がないことが明らかになりました。一方、ミッド
│ウェスタン大学の研究では、Facebook利用・学業成績・学習時間との間
│に有意な負の関係が示されました。この結果は、同時に2つの認知プロセ
│スを実行しようとすると、効果や能率の両方に悪影響を及ぼす可能性があ
│ることを示唆しています。


■2010/08/28 0:29:07 http://twitter.com/beatiii/status/22276116734
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┃2009年春から2010年春にかけて、米国では50歳以上の年齢層でSNS利用者
┃がほぼ2倍に増加。 RT @Pew_Internet: http://pewrsr.ch/50plusSNS
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┌──┐
│解説│
└┬─┘
│米国におけるインターネット利用の追跡調査によれば、この1年で高齢者
│ユーザの間での新たなネットワーキングツールの利用が2倍近くに増加し
│たということです。高齢者ユーザの間では、Eメールはまだ主要なコミュ
│ニケーションツールであり続けていますが、いくつかの種類のSNSを利
│用するユーザも多くみられます。若い成人ユーザは最も頻繁にソーシャル
│メディアを利用していますが、50~64歳の利用者は88%に増加し、同時
│期の調査では65歳以上の利用が100%に達したそうです。そして、Twit-
│terのような最近出てきたサービスの利用も、特に50~64歳の年齢層で増
│加しています。


┃◎特集記事協力◎
┃柴田 アドリアナ/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
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BEATはTwitterを利用して教育やICTに関する最新情報や、BEATに関する
情報を発信しています。Beatingで紹介している情報以外にも多くの情報を
発信していますので、Twitterをご利用のかたはぜひBEAT公式アカウント
(@beatiii)をフォローしてみてください。
http://www.twitter.com/beatiii
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┏━━━━┯━━━━━━┓
┃お知らせ│BEAT Seminar┠─────────────────────
┗━━━━┷━━━━━━┛ 2010年度第2回 BEAT公開研究会
「外国語学習のソーシャルイノベーション」開催報告
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2010年9月4日(土)に2010年度第2回BEAT公開研究会「外国語学習のソー
シャルイノベーション」を開催しました。

当日の内容をセミナーレポートにまとめました。会場にお越しになった方も、
残念ながらお越しになれなかった方も、ぜひご覧ください。
http://www.beatiii.jp/seminar/043.html

セミナーでは、前回に引き続きTwitterでハッシュタグ #beatseminar を
設定し、Twitter上でも多くのコメントをいただきました。また、セミナーの
様子をUstreamで中継いたしました(サーバーに残しておりませんので、現
在は視聴できません。ご了承ください)。
会場やUstreamでセミナーにご参加いただいた皆様から集まったTweetを
Togetterでまとめましたので、こちらも、レポートと併せてご覧ください。

▼Togetter - まとめ「外国語学習のソーシャルイノベーション(2010年度第
2回BEATセミナー)」
http://togetter.com/li/47376


┏━━━━┯━━━━┓
┃お知らせ│ UTalk  ┠────────────────────────
┗━━━━┷━━━━┛ UTalk「「上流」にさかのぼる:
建築を通した社会とのつながり」のご案内
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「UTalk: 「上流」にさかのぼる:建築を通した社会とのつながり」

UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、
気軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場となっ
ています。

現代は、人口減少、環境問題などを背景に、建設量が減少しています。その
ような中、依頼を待つ受け身の設計ではなく、設計前の企画段階から提案をす
る建築家が注目を集めています。「上流」にさかのぼる建築の可能性とは?
建築設計事務所も主宰する成瀬友梨さん(工学系研究科特任助教)をゲストに
お迎えし、チームプレーならではの建築の魅力や、建築と社会のつながりにつ
いてお話を伺います。

みなさまのご参加をお待ちしています。


■日時:10月9日(土)午後2:00~3:00

■場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge
(東京大学 本郷キャンパス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html

■料金:500円(ドリンク付き/要予約)

■定員:15名

■申し込み方法: (1)お名前(2)ご所属(3)ご連絡先(メール/電話)(4)このイ
ベントをお知りになったきっかけ、をご記入の上、utalk2010@ylab.jp まで
ご連絡ください。

※申し込みの締め切りは 10月1日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。 
ご了承ください。

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┃│ 編 集 後 記 ┠──────────────────────┤
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第2回BEATセミナーのまとめはいかがでしたか? 当日は、参加者の皆様
から発表者の方々への質問が途切れることなく、大変な盛りあがりでした。レ
ポートから、その充実した雰囲気をお伝えできていれば嬉しいです。

Twitterとセミナーの連携や特集記事について、ご意見・ご感想がありまし
たら、下記のメールアドレスまでお気軽にお寄せください。

それでは、また次号でお会いしましょう!


ご意見・ご感想をお待ちしております。
「Beating」編集担当 椿本 弥生 (つばきもと みお) miotsubaki@beatiii.jp

-------次回発行は10月26日の予定です。
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使用いたします。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございま
せん。

「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。無断転載は
ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m076b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 椿本 弥生 miotsubaki@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m076c

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2010. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

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