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Beating 第28号
2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
第6回:みんなで作る、知識を統合するノート〜『ReCoNote』

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  東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」   
  メールマガジン「Beating」第28号     2006年9月26日発行    
                        現在登録者1183名   
  2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
   第6回:みんなで作る、知識を統合するノート〜『ReCoNote』

           http://www.beatiii.jp/
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みなさんこんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?

もうすっかり秋ですね。勉強の秋、スポーツの秋、芸術の秋、食欲の秋!?
みな様どんな秋を楽しまれるのでしょうか。

BEATでは、文化の秋! チルドレンズミュージアム に注目したテーマで
10月公開研究会を開催します。自然が残る本郷キャンパスの散策も兼ねて
是非、足をお運びください。

それでは、2006年度Beating第28号のスタートです!

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┃★CONTENTS★
┃■1. 特集:2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
┃   第6回:みんなで作る、知識を統合するノート〜『ReCoNote』
┃
┃■2. 【お知らせその1】公開研究会「BEAT Seminar」2006年度第5回:
┃                         〜10/7(土)開催!
┃
┃■3. 【お知らせその2】東京大学大学院教育学研究科
┃    教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
┃                             のご案内
┃
┃■4. 【お知らせその3】2006年度第4回公開研究会「BEAT Seminar」
┃                         Webサイトのご案内
┃
┃■5. 【お知らせその4】2007年1月の公開研究会のテーマ募集!
┃
┃
┃■6. 編集後記
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■1. 特集:2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
    第6回:みんなで作る、知識を統合するノート〜『ReCoNote』
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今年度のBeatingでは、BEATの研究をより理解していただくため、Beatingで昨
年度までに見てきた学習理論を土壌に、世界各地で花開いている学習プロジェ
クトを、1年を通じてみなさんに紹介していく講座を開講いたします。

昨年度のBeatingバックナンバー
http://www.beatiii.jp/beating/index.html

「◯◯理論とは言うけれど、いまいち具体的なイメージがわかないなあ…」
「どうやったら教室や学びの場に実際に使えるのだろう?」そんな声にお答え
するべく、今年度のBeatingでは古今東西学習プロジェクトの"いま"を、みな
さんにお届けしていきます。

朝の電車に揺られながら、お昼のお供、風呂上がりの一時に、軽く目を通して
いただくことで、世界各地の学習プロジェクトの現在が見えてくる。また、一
年を通して読み続けると、学習プロジェクトの歴史から現在のトレンド、未来
までをも考えられる、盛り沢山な内容を用意しています。

第6回目の今回は、とうとう日本のプロジェクトの登場です。


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第6回:みんなで作る、知識を統合するノート〜『ReCoNote』

国・発足年:日本 1998年
代表者  :三宅なほみ 
所 属  :中京大学

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■「協調」するのってムズカシイ!
近年の研究の成果から、協調学習がより良い学びを引き起こすことはわかって
きました。でも「じゃあ、協調学習をすればいいんだ!」というふうに簡単に
はいきません。だって、自分の意見を言えといわれても、それはなかなかムズ
カシイものですよね? いろんな人がやった研究の話を聞いて、まとめ、考察
し、関連づけること。もしもそれがすぐにできるのならば、あなたは大学の先
生になれるかもしれません。どうすれば上手く「協調」できるんだろう? ど
うしたら「協調」からうまく学べるのだろう? 

そんな問いに答えようとしているのが、中京大学・三宅なほみ研究室の
ReCoNoteプロジェクトです。

ReCoNoteのキモは、一言で言ってしまえば、"付箋"です。ちっちゃい黄色い
ぺたっと貼る、あれです。そこに「協調」の種があったのです。難しい話を
聞いた/読んだ時に、自分の意見を論文にするのは大変です。
けれど、聞きながら/読みながらその都度思ったことをちょっとづつ付箋に
書いていくことなら、まだ簡単でしょう。そうやって少しずつ付箋に書いて
いったものがたまっていけば、だんだん自分の意見が見えてきます。

いきなり自分の意見を言うことは難しくても、付箋がたまっていくことで、
それを並べてまとめてみたり、人の意見と比べてみたりすることができるよう
になっていきます。

そんな過程を支援しようと始まったのが、ReCoNoteプロジェクトです。
ところで…。


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■ジグソーメソッド、覚えていますか?
ReCoNoteの実践は、ジグソーメソッドという学習法の拡張版になっています。
ジグソーメソッドとは、学ぶべき内容をグループのメンバーで分担し、それぞ
れ特定のテーマについて知識を得たあと、各グループから一人ずつ集まったグ
ループを組み直して、自分しか知らない知識を互いに教え合うことで全体とし
ての理解を深めるという方法です。まず、そのテーマを共有するメンバーと理
解を共有し、それをどう他のメンバーに伝えるかを考えます。そして、そのテ
ーマに関するエキスパートとして、他のメンバーに説明をし、同時に他のメン
バーから他のテーマについての説明を受けるわけです。

このジグソーメソッドについては、Beating第18号で詳しく紹介されています。
http://beatiii.jp/beating/018.html


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■ReCoNoteを用いた授業の展開
ReCoNoteを使うといったいどんな授業になるのでしょうか?
ここでは「弥生時代」を題材にした授業を想定してみることで授業がどのよう
に展開していくのかを説明してみたいと思います。

はじめに、クラス全体を8グループに分ける形で「弥生時代」に関するそれぞ
れの別の課題が割り当てられます。あなたには「水稲耕作技術の伝播」が割り
当てられたことにしましょう。それぞれの課題ごとに、A4用紙2枚程度にまとめ
られた資料が配られます。「水稲耕作技術の伝播」についての資料を渡された
あなたは、資料を読んでみるものの、なんだかムズカシイことが書いてあります。

そこで、ReCoNoteの登場とあいなります。

ワカラナイなりに気付いたことを抜き書きしてReCoNote上に付箋のように貼り
付けていくと、だんだん付箋がたまっていきます。たまっていった付箋たちは、
ReCoNote上でリンクを作ることができます。
リンクを作っていくことでだんだんと「水稲耕作技術の伝播」とは何かを話せ
るようになっていく、というわけです。
ここまでにおよそ3週間ほどの時間が割かれます。これを友だちやTAとも相談
しながら、3コマくらいかけてやっていきます。「水稲耕作技術の伝播」を話
せるようになってきたあなたは、次に別のグループ、「余剰作物の生産と蓄積」
を担当したひとに対してReCoNoteを使いながら「水稲耕作技術の伝播」を説明
するようにと言われます。同時に、あなたは「余剰作物の生産と蓄積」につい
ての説明を受けます。
ReCoNote上に問題解決担当のひとが作ったノートを見ながら、自分が担当した
「水稲耕作技術の伝播」と「余剰作物の生産と蓄積」は、どこが同じなのか、
どこが違うのか、等を考えていけるのです。

この時点であなたは元々の「水稲耕作技術の伝播」に加え、「余剰作物の生産
と蓄積」についても人に説明できるようになっていることになります。

そこで次には、同じように二つの領域、例えば「集団の大型化の進行」や「列
島規模の王権の形成」、を説明できるようになった人に対して「水稲耕作技術
の伝播」と「余剰作物の生産と蓄積」を説明し、「集団の大型化の進行」と「
列島規模の王権の形成」の説明を手に入れる…。最終的には半年の間に、学期
はじめに分けられた8領域全ての説明ができるようになっていくわけです。

こんなふうにして、学習者は自分がわかったことをまとめ、そこから別の領域
へと関連性をつけながら世界を広げつつ、知識を統合していくのです。


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■ReCoNoteの成果は?
さて、ReCoNoteの成果はどんなものだったのでしょうか。ReCoNoteの機能がう
まく働いているとすれば、お互いのノートを参照し合う活動がうまく起きてい
たり、それによって説明もうまくなっていたりするはずです。

プロジェクトが始まった1998年度後期の学部3年生対象、「問題解決論」では、
受講生が他のグループのノートを何回も参照し、多くのリンクを作って資料を
関連付けていたことがわかりました。
その後もずっとReCoNoteの使用記録や会話の音声データ、期末のレポートの質
などが分析されています。ReCoNoteによる活動支援により、課題調査で調べた
研究をより深く理解することができ、さらに他の研究との関連性を見つけたこ
とで調べた研究の矛盾点を見つけるなど、深い洞察ができるようになっている
そうです。

ReCoNoteは、協調的な学習により高レベルの知識統合を支援する、有効なツー
ルであると言えるでしょう。


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●参考文献
『学習科学とテクノロジ』
三宅なほみ・白水始(著) 放送大学教育振興会
【ご購入したい場合はコチラ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4595236182/

●参考URL
『中京大学 三宅なほみ研究室』
http://www.crest.sccs.chukyo-u.ac.jp/index.html

(特集記事協力:
 三宅正樹/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
 平野智紀/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年)
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今号での『ReCoNote』の紹介、お分かりいただけましたでしょうか。
Beatingで知ってもっと学びたくなった、という方のために参考図書も充実さ
せていく予定です。どうぞご期待ください。

では、「5分でわかる学習プロジェクト講座」次号もどうぞお楽しみに!
ご意見・ご感想もお待ちしております。


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■2. 【お知らせその1】公開研究会「BEAT Seminar」2006年度第5回:
                         〜10/7(土)開催!
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006年度第5回となる10月のBEAT公開研究会は、

「イマドキ・キッズの遊び場・学び場:どのような"チルドレンズミュージアム?
を創るか?」というテーマで開催します。

子どもが安全に、そして安心して遊び学べる場所としてチルドレンズミュージ
アムが注目されています。

本研究会では、JMMAチルドレンズミュージアム研究会の方々にご登壇いただき、
第一部で、近年のチルドレンズミュージアムの動向をご報告いたします。

第二部では、「子ども向けのプログラムをいかにつくるか?」と題しまして、
イマドキキッズに求められる遊びや学びのプログラムや、展示や遊具づくりに
ついて語って頂きます。

ハンズオン展示の企画や展示の評価をなさっている染川香澄さん、ITを活用し
た展示の可視化技術を開発なさっている中井裕輔さんをお招きいたします。

ぜひふるってご参加いただければ幸いです。

企画責任者:中原 淳(BEATフェロー)

—————————【第5回 公開研究会 概要】————————————

■日時
 2006年10月7日(土曜日)
 午後2時より午後5時まで

■場所
 東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館北館 92-B教室
 http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map25.pdf

■定員
 80名

(最近、BEATの公開研究会は〆切前に募集停止になることが多くなっています。
 くれぐれも、お早めにお申し込みください。なお、キャンセルの場合は、
 お手数でもsato@beatiii.jpまでメールをいただければ幸いです。一人でも
 多くの方に席をお譲りしたいと思っています)

■参加方法
 参加希望の方は、BEAT Webサイト
 http://www.beatiii.jp/seminar/ にて、ご登録をお願いいたします。

 ☆★☆ 残席あとわずか。 お早めにどうぞ! ☆★☆
*2007年1月の公開研究会のテーマについて、皆様のご要望をお聞かせ下さい。
 セミナー参加登録の際、是非、ご記入下さいますようお願いいたします。

■参加費
 無料

■内容

【第一部】

 ●企画趣旨
  pm2:00-pm2:10

  中原 淳(東京大学)
  三上戸美氏(株式会社乃村工藝社・東京大学TREEproject)
 
 ●チルドレンズミュージアムの動向:海外・国内の事例
  pm2:10-pm3:00
  JMMAチルドレンズミュージアム研究会代表
  株式会社乃村工藝社
  齊藤恵理氏
  
 休憩10分

【第二部】

 ●「ミュージアムで深まる子どもの学び」
  pm3:10-pm3:40
  ハンズオンプランニング代表
  染川香澄氏

 ●展示空間を計って、みせる
  pm3:40-pm4:10
  サイエンスコミュニケーター
  中井祐輔氏

 休憩15分

【第三部】

 ●グループディスカッション
  pm4:25-4:50
  「座っただけでは帰さないから」

 ●サバイバルQ&A
  pm4:50-5:30

  メンバー
  ・齊藤恵理氏
  ・染川香澄氏
  ・中井祐輔氏
  ・高橋信裕氏(文化環境研究所)

  コーディネータ
  東京大学  中原 淳(BEATフェロー)

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2005年度の公開研究会では、いつもたくさんの方々にご参加いただきまして
ありがとうございました。

2005年度は、「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」と題し、
古今東西のデジタル教材をレビューすることによって、みなさまと一緒に
教育を支える新しい人工物の姿を考えてきました。

この公開研究会でレビューした教材を中心に、次のような本の出版を予定し
ています。
———————————————————————————————————
「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」(仮称)
2006年出版予定
ベネッセ先端教育技術学講座(編著)
———————————————————————————————————

2006年度の公開研究会でも、みなさまの多数のご参加を心よりお待ちしており
ます。今後の情報をお見逃しなく。


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■3. 【お知らせその2】東京大学大学院教育学研究科
   教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
                             のご案内
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■テーマ:「教育工学と教育測定−最近のトピックスから−」

■日時: 9月28日(木) 15:30〜17:30
     (終了後懇親会を予定,任意参加 ※会費¥3,000)

■場所: 東京大学 本郷キャンパス 
     工学部14号館4階 429号室
     http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_15_j.html

■主催: 東京大学大学院教育学研究科 教育研究開発機構
     教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座

■申込み方法:
     参加を希望される方は,タイトルを「公開研究会参加申込」とし,
       ?お名前(ふりがな)
       ?ご所属
       ?連絡先(メールアドレス)
       ?研究会名「4.「教育工学と教育測定」」
       ?「懇親会参加」の有無
     を,sokutei@p.u-tokyo.ac.jp までご連絡下さい.

 ※会場変更などの特別な事情がない限り返信はいたしませんので,
  当日は直接会場へお越しください。

 ※懇親会は会費・-を当日申し受けます。

 ※開始時間,講演者は本日段階の予定であり,若干の変更が
  加わる可能性があります.最新の情報はホームページをご確認下さい.
  http://www.p.u-tokyo.ac.jp/sokutei/sympo.html


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■4. 【お知らせその3】2006年度第4回公開研究会「BEAT Seminar」
                         Webサイトのご案内
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9月のBEAT公開研究会「学校の枠を超えた交流学習:伝え合うことで"異文化"を
学ぶ子どもたち」は、おかげさまで席が足りないほどの盛況でした。みなさま
のご参加ありがとうございました。

その内容を BEAT Webサイトに本日公開いたしました。当日出席出来なかった
方、内容を振り返りたい方など、どうぞご覧下さい。

第4回:「学校の枠を超えた交流学習:伝え合うことで"異文化"を学ぶ子どもたち」
http://www.beatiii.jp/seminar/024.html

これからもさまざまなかたちで、進捗状況や成果の報告をしていきますので、
みなさんどうぞご期待ください。


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■5. 【お知らせその4】2007年1月の公開研究会のテーマ募集!
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BEATがスタートして早くも3年になろうとしておりますが、公開研究会には常に
多くの方に足を運んでいただき、さらには、皆さまと大いにディスカッション
して参りました。まさに、皆さまと共に作り上げ、成長してきた"Beat Seminar"
ではないかと思います。

そこで、初めての企画に挑戦! 2007年1月の公開研究会のテーマを皆様から
募集することになりました。BEATを見守り続けて下さった皆さまが、これから
の"Beat Seminar"に何を期待しているのか、何を学ぼうとしているのか、
皆さまと共に考えていくことが出来ればと思います。

つきましては、セミナー参加登録の際、是非、ご要望をお聞かせ下さいますよう
お願いいたします。登録フォームの中に要望テーマのカラムがありますので、
登録する際、ご記入くださいますようお願いします。

また、セミナー参加はしないけれど応募したい、もしくは、応募欄に書ききれ
ない程候補があるという方は、sato@beatiii.jp までメールをいただければ
幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


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■6. 編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以前、家族でサンフランシスコに旅行した際、子ども(当時小学校1年生)を
連れて Exploratorium という博物館に行きました。
http://www.exploratorium.edu/index.html

ちょっと立ち寄るつもりが子どもが夢中になり、1日中遊ぶことになりました。
館内に入ってすぐハンズオン(参加体験型の展示)の魅力に取り付かれ、目の
色を変えて夢中になっていました。そして私も付き添っているだけのつもり
が、すっかりはまっていました。
文字でしか見たことのない科学的な現象を自分の手で操作しながら気軽に
楽しむことが出来るのは、自分が子どもの頃には体験したことのない感覚です。

それを機に、親子で博物館に出かけることが増えたのですが、子どもだけでは
なく、親にとっても学び直し(?)の良い機会となっております。文化の秋到来と
いうことで今シーズン、また、いろいろ出かけてみたいと思います。

では、次号のBeatingもお楽しみに。


                        「Beating」編集担当
                             佐藤 朝美
                         satomo@beatiii.jp


-------次回発行は10月第4週頃の予定です。
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ご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座になります。ご登録にあたって、
お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、ベネッセ先
端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに使用いた
します。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございません。

「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。
無断転載をご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡
ください。

□登録アドレスの変更、登録解除などはコチラ
http://www.beatiii.jp/beating/

□ご意見ご感想はコチラ
「Beating」編集担当
佐藤 朝美(東京大学大学院 学際情報学府 山内祐平研究室 修士課程2年)
satomo@beatiii.jp

□「BEAT」公式Webサイト
http://www.beatiii.jp/

□発行
東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」

Copyright(c) 2006. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.
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