Beating 第25号
2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
第3回:科学を身近なものへ〜Webによる学びの共同体〜 『WISE』
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東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第25号 2006年6月27日発行
現在登録者1080名
2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
第3回:科学を身近なものへ〜Webによる学びの共同体〜 『WISE』
http://www.beatiii.jp/
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みなさんこんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?
沖縄地方は梅雨明けとの発表がありました。本土もあと少し、梅雨が明ければ
夏本番です!そろそろ夏休みの計画をされている方も多いと思いますが、その
際には、是非、8月5日のBEAT Seminarも予定に入れておいてくださいね。
では、2006年度Beating第25号のスタートです!
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┃★CONTENTS★
┃■1. 特集:2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
┃ 第3回:科学を身近なものへ〜Webによる学びの共同体〜 『WISE』
┃
┃■2. 【お知らせその1】公開研究会「BEAT Seminar」2006年度第3回:
┃ 〜8/5(土)開催!
┃
┃■3. 【お知らせその2】東京大学大学院教育学研究科
┃ 教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
┃ 公開研究会のご案内
┃
┃■4. 【お知らせその3】東京大学大学院教育学研究科
┃ 教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
┃ 国際研究会のご案内
┃
┃■5. 【お知らせその4】子どもに関する懸賞エッセイ募集中
┃ 〜7/17(月)締切
┃
┃■6. 編集後記
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■1. 特集:2006年度Beating特集「5分でわかる学習プロジェクト講座」
第3回:科学を身近なものへ〜Webによる学びの共同体〜 WISE
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今年度のBeatingでは、BEATの研究をより理解していただくため、Beatingで昨
年度までにみてきた学習理論を土壌に、世界各地で花開いている学習プロジェ
クトを、1年を通じてみなさんに紹介していく講座を開講いたします。
昨年度までのBeatingでは、「社会的構成主義」や「認知的徒弟制」、「ジグ
ソーメソッド」等さまざまな学習理論を学んできました。
昨年度のBeatingバックナンバー
http://www.beatiii.jp/beating/index.html
そこで沸き上がる自然な疑問…。『◯◯理論というけれど、どうやったら教室
や学びの場に使えるのだろう?』そんな疑問にお答えするべく、今年度の
Beatingでは古今東西学習プロジェクトの今を、みなさんにお届けしていきま
す。
朝の電車に揺られながら、お昼のお供、風呂上がりの一時に、軽く目を通して
いただくことで、世界各地の学習プロジェクトの現在が見えてくる。また、一
年を通して読み続けると、学習プロジェクトの歴史から現在のトレンド、未来
までをも考えられる、盛り沢山な内容を用意しています。
ところで、読者の皆様、最近「科学」してますか?夜な夜な睡眠不足を産み続
けているワールドカップの最新技術から、最近話題のゲルマニウム温浴まで、
その気でみれば、「科学」は私たちの日常にあふれています。でもそれって、
学校で習った科学と関係はあるのでしょうか?
今号の特集は、そんな疑問に答えてくれる学習プロジェクト「WISE」の紹介で
す。それでは早速、第3回「5分でわかる学習プロジェクト講座」の開講です!
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第3回:科学を身近なものへ〜Webによる学びの共同体〜 WISE
科学の内容が生活に役立つ事を学ばせる
Web based Inquiry Science Environment(WISE)
国・発足年:アメリカ 1999年
代表者 :マーシャ・リン
所属 :カリフォルニア大学バークレー校
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■科学ってなんだろう?
科学ってなんで勉強しなきゃいけないの?と子供に言われたら、どう答えれば
いいのでしょう?白衣を着た研究者が、三角フラスコに謎の液体をたらすと…。
そんなイメージ、ないでしょうか。あぁ、科学ね、そんな話もあったよなぁ、
学校で学んだはずだけど…。なんて遠くを見る目で語ってしまうなど、私たち
の日常生活とは関係がないことのように思われてないでしょうか。科学離れが
叫ばれる日本だけではなく、海を挟んだアメリカでも、子どもたちの思いは共
通なようです。子どもたちにとって科学は、普段の生活とは関係がない、役に
立たないモノのように思われてしまっています。科学の内容がほんとうは普段
の生活に役に立つ事を、どうすれば教えられるようになるのでしょうか。
そんな問いに答えようとするのが、カリフォルニア大学バークレー校(UCBL)の
マーシャ・リンをリーダーとしたWISEプロジェクトの目的です。
WISEでは、科学が役に立つ事を、
1:わかったことを使えるようにする
2:教室を世界と繋げる
ことから教えていきます。ただ教科書に載っていることだけをわかるのではな
く、それを使っていくために、科学を教室の中だけで起こる勉強から世界中の人
が考えている現実の問題へと繋ぎ、より深く学ばせたい。このために、Web上に
科学(Science)の探求(Inquiry)に使われる学習環境(Environment)が用意されま
した。Web based Inquiry Science Environment、WISEプロジェクトの始まりで
す。
どのように学習が進んでいくのかを、たくさん用意されているカリキュラムの
中から、熱とエネルギーの例を挙げて見ていきましょう。
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■わかった事を使えるようにする
冷たいコーラをより長い時間冷やしておくためには、毛糸で包むのと、アルミ
ホイルで包むのと、どちらがいいのでしょうか。多くの子どもが、アルミホイ
ルで包んだ方がいいのではないか、と間違えてしまいます。それでも子どもた
ちは、同じ部屋にある木の机と鉄の机、どちらが冷たく感じるかは知っている
でしょう。熱に対する科学的な理解があれば、このふたつの問題を繋げて考え
ることが出来るようになるはずです。
そこでWISEではまず、実験を通して仕組みを理解する事を学びます。子どもた
ちは、温度を実際に測ってみたり、コンピュータ・シミュレーションソフトを
使って、熱の伝導の様子を観察したりして、熱とは伝わるものであり、その伝
わり易さが素材によって違う事をわかっていきます。
次に子どもたちには、光はどのくらい遠くまで届くか、という問題をクラスで
討論することが求められます。まず、先生により用意された二つの立場、光は
どこまでも届く、と、光は途中で消失する、という立場のどちらかを選びます。
ここで生徒達は、WISEの機能の一つである、証拠と立場を関係付け、二次元配
置して整理するSense Maker(センス・メイカー)というシステムを用います。
夜でも見える特殊なゴーグルがあることや、夜間には遠くの人がみえないこと
等の証拠を、自らの立場を支持するものか、矛盾するものかに画面上で配置し
て整理していきます。こうして証拠をもとにした議論を積み重ねていくのです。
最後に、白いコップと黒いコップに同量の光を当ててその温度変化を比較する
実験を通し、熱と光についてわかったことを統合していきます。
仕上げとして、生徒達はこれらの実践を通してまとめてきた自分たちの知識が、
実際使えるものなのかを確かめるために、裸足で歩く場合には、黒いアスファ
ルトの方が白いセメントよりも熱く感じることの説明を考えるなどの応用問題
に取り組みます。このようにして、科学がどうやって日常生活に関わっている
のかを学んでいくのです。
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■教室と世界を繋げる!
わかった事を使えるようになってきた子ども達には、さらに深い学習を目指し
て、なんと現役の科学者達が未だに論争をしている話題が提供されます。
例えば、副作用がある殺虫剤DDTを、マラリアが蔓延する地域において使うか
どうか、あるいは遺伝子組み換え食品の是非等、どれも答えがある問題ではあ
りません。
WISEでは、このような難しい問題を、科学者や専門家を巻き込んで生徒の学習
環境に持ち込んでいきます。
SCOPE(Science Controversies On-line : Partnerships in Education)と名
付けられたWebフォーラムでは、科学者、教員、一般市民等が参加し、互いの意
見を証拠を使いながら(まさに生徒達がこれまでに学習してきた方法で)、
議論を行っています。生徒達は、先程も紹介したSense Makerを用いながら、
自分たちの立場を明らかにし、これらの問題を考えていくのです。
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■WISEプロジェクトの成果
科学の内容がほんとうは日常生活に役に立つことを教える、WISEの成果は目覚
ましいものがあります。科学的内容の理解度は、例に挙げた熱と温度の違いの
項目で3%から49%へ、光に伝播に関して13%から70%へとあがりまし
た。未だ解決されていないような難問についても、証拠をあげ、様々な価値観
の調節を行い、それらの違いや要因を考慮した議論を行うようになったと報告
されています。"科学を身近なものに"に代表されるWISEの学習デザイン原則
が上手く働いた結果だといえるでしょう。
WISEプロジェクトの成果は学習結果の向上だけではありません。WISEで使われ
る全ての機能は、Web上で統合、公開されています。世界中のWISEに興味をもっ
た教員が、WISEのプログラムは言うまでもなく、その使い方を含めてリソース
を手に入れる事が出来、さらには結果をフィードバック出来るのです。
Web based Inquiry Science Environmentの謂われはまさにそこにあります。
WISEを介して、教員達の間にコミュニティが作られていき、ひいては学びの共
同体が形成されていくのです。未来の学びをみせてくれるひとつの形だといっ
ても、過言ではないでしょう。
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●参考文献
『学習科学とテクノロジ』
三宅なほみ・白水始(著) 放送大学教育振興会
【ご購入したい場合はコチラ】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4595236182/
『Computers, Teachers, Peers』
Marcia C. Linn (著), Sherry Hsi (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0805833439/
ref=ed_oe_p/503-0091778-1940752
●参考URL
『Web based Inquiry Science Environment(WISE)』
http://wise.berkeley.edu/
(特集記事協力:
三宅正樹/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年
平野智紀/東京大学 大学院 学際情報学府 修士1年)
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今号でのWISEの紹介、お分かりいただけましたでしょうか。
Beatingで知ってもっと学びたくなった、という方のために参考図書も充実さ
せていく予定です。どうぞご期待ください。
では、「5分でわかる学習プロジェクト講座」次号もどうぞお楽しみに!
ご意見・ご感想もお待ちしております。
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■2. 【お知らせその1】公開研究会「BEAT Seminar」2006年度第3回:
〜8/5(土)開催!
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今年度第3回となる8月のBEAT公開研究会は、
「ゲーム・ルネッサンス:いつか来た道、これからの道」というテーマで開催
します。
「ゲームを教育現場に利用しよう」というアイデアが近年注目されています。
教育業界では、古くは「エデュテインメント」、さらには
「Constructionism in play」など、様々な関連概念が、これまで主張されて
きました。最近は、シリアスゲームという概念で、様々な教育用ゲームが開発
されています。
シリアスゲームは、これまでのゲームとは何が違うのか。
そして、そこにはどのような可能性が開けているのか。
「流行としてのゲーム」に流されず、その本質を見極める「慎重さ」と、それ
でいて、よいところは教育に積極的に活かす「貪欲さ」をあわせもつことが重
要かもしれません。
今回の公開研究会のテーマでは、
1)シリアスゲームの現状と課題
2)ゲームの教育利用事例
などを扱いたいと思います。
どうぞふるって、ご参加下さい。
企画担当:中原 淳
—————————【第3回 公開研究会 概要】————————————
■日時
2006年8月5日(土曜日) 午後2時より午後5時まで
■場所
東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館北館 93-B教室
http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map23.pdf
■定員
70名
(最近、BEATの公開研究会は〆切前に募集停止になることが多くなっています。
くれぐれも、お早めにお申し込みください。なお、キャンセルの場合は、
お手数でもsato@beatiii.jpまでメールをいただければ幸いです。一人でも
多くの方に席をお譲りしたいと思っています)
■参加方法
参加希望の方は、BEAT Webサイト
http://www.beatiii.jp/seminar/
にて、ご登録をお願いいたします。
■参加費
無料
■登壇予定:※現在調整中
●「シリアスゲーム、現状と課題」
藤本 徹氏
ペンシルバニア州立大学博士課程3年
「シリアスゲームジャパン」コーディネーター
http://anotherway.jp/seriousgamesjapan/
●タラレバeラーニング
シミュレーション型ゲーム教材の事例紹介
(学)産業能率大学 総合研究所
e-Learning開発センター 古賀暁彦氏
●シリアスゲーム事業をもつ民間企業(打診中)
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2005年度の公開研究会では、いつもたくさんの方々にご参加いただきまして
ありがとうございました。
2005年度は、「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」と題し、
古今東西のデジタル教材をレビューすることによって、みなさまと一緒に
教育を支える新しい人工物の姿を考えてきました。
この公開研究会でレビューした教材を中心に、次のような本の出版を予定し
ています。
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「デジタル教材の系譜・学びを支えるテクノロジー」(仮称)
2006年出版予定
ベネッセ先端教育技術学講座(編著)
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2006年度の公開研究会でも、みなさまの多数のご参加を心よりお待ちしており
ます。今後の情報をお見逃しなく。
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■3. 【お知らせその2】東京大学大学院教育学研究科
教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
公開研究会のご案内
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■日時
2006年7月27日(木)15:30〜17:30 [終了後,懇親会(別途会費制)を予定]
■講師
岸 学先生(東京学芸大学)
■演題
「説明的文章の読解力の測定」
■場所
教育学部棟1階 第一会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_09_01_j.html
■定員
約80名
■申込み方法
締切:準備の都合上,各会の前日までにご連絡ください。
申し込み先:sokutei@p.u-tokyo.ac.jp
タイトルを「公開研究会参加申込」とし,「ご氏名」「ふりがな」
「ご所属」「連絡先(メールアドレス)」「参加希望会(番号)」
「懇親会参加の有無」 以上6項目を本文にご記入のうえ,上記メール
アドレスまでお送りください。
なお,会場変更などの特別な事情がない限り返信はいたしませんので,
当日は直接会場へお越しください。
※懇親会は会費¥3000-を当日申し受けます。
■備考
会場には駐車場がありませんので,公共交通機関をご利用ください。
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■4. 【お知らせその3】東京大学大学院教育学研究科
教育測定・カリキュラム開発(ベネッセコーポレーション)講座
国際研究会のご案内
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■テーマ:「リーディングリテラシーの測定,現状と課題
〜各国の取り組みを通じて〜」
■内容: オランダ,オーストラリア,アメリカ,韓国などから,
国際学力到達度調査(PISA)の担当者をはじめ読解研究
におけるエキスパート達を招聘.
諸外国でのリーディングリテラシーの定義や測定の現
状について,実証に基づく報告を得ながら,これからの
日本における「読解リテラシー」の測定・育成のあり方
について議論を深めたいと考えています.
■日時: 2006年8月6日(日)10:00〜18:20
(18:30より懇親会,任意参加)
■場所: 東京大学 本郷キャンパス 理学部1号館 小柴ホール
■基調講演: 小野元之 (日本学術振興会理事長)
■講演者: Erna Gille & Gunter Maris (Cito,オランダ)
Juliette Mendelovits (ACER,オーストラリア)
Jay Happel (ACT,アメリカ)
Chang Won Kim (Gyeongin National University
of Education,韓国)
有元秀文 (国立教育政策研究所,日本)
■問合せ先: sokutei@p.u-tokyo.ac.jp
* 開始時間,講演者は本日段階の予定であり,若干の変更が
加わる可能性があります.最新の情報はホームページをご確認
下さい.
http://www.p.u-tokyo.ac.jp/sokutei/sympo.html
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■5. 【お知らせその4】子どもに関する懸賞エッセイ募集中
〜7/17(月)締切
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今年度で4回目となる「チャイルド・サイエンス懸賞エッセイ」。
ベネッセが支援する「子ども学」研究所チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)
が主催しています。
エッセイのテーマは「子どもの不思議」。科学的に解明したいと考える子ども
の不思議について、あるいは知ってほしい子どもの不思議について、論述して
いただきます。
これまでに入選したエッセイのテーマをいくつか紹介しますと・・・
・「お金」を通してみる子どもの成長
・世界中の子供が鬼ごっこをするのはなぜか
・子どもは、何故泣くのだろうか
・ダンボール箱を見つけると入りたがる子どもたち—どうして?
(過去の入賞作品はこちらからご覧いただけます)
http://www.crn.or.jp/KODOMOGAKU/library/index.html
大賞作品には3万円の賞金を贈呈。昨年度はBeating読者から入賞者が出まし
た!! 毎年、子育て中の親御さん、学生、教員など様々な立場の方が応募し
ています。締切は7月17日(月)。応募要項の詳細については下記のURLをご参
照ください。
http://www.crn.or.jp/KODOMOGAKU/essay/index.html
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■6. 編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
夏休みの計画をたてる際、もはや欠かせないのがインターネット。そして、
先日の2006年度第2回公開研究会、「Web2.0で創る『みんながちょっとずつ
頭がよくなる世界』」で登壇者の皆さまが熱く語って下さったイケてるWebも
目が離せません。
(参加を逃した方は、セミナーレポートを楽しみにしていて下さい!)
知的生産の道具としての可能性に加えて、個人的には、最近、インターネット
と無縁であった高齢者や一般主婦の間での利用にも興味を持っています。
私の親族も、20代から60代まで、共有ブログで、子どもの成長、職場での
出来事などを綴っているのですが、更新もコメントも活発に行われています。
スキャナで取り込まれた昔の写真が登場する際には、子どもが自分の親を
自分と間違えたりすることもあり、楽しくコミュニケーションしています。
プラスマイナス両面を含んだ未知数なインターネットの世界ですが、家族
の絆というKeyWordで見てみても今後の展開が楽しみです。
次号以降も引き続きBeatingをよろしくお願いいたします。
「Beating」編集担当
佐藤 朝美
satomo@beatiii.jp
-------次回発行は7月第4週頃の予定です。
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ご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座になります。ご登録にあたって、
お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、ベネッセ先
端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに使用いた
します。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはございません。
「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。
無断転載をご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡
ください。
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http://www.beatiii.jp/beating/
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「Beating」編集担当
佐藤 朝美(東京大学大学院 学際情報学府 山内祐平研究室 修士課程2年)
satomo@beatiii.jp
□「BEAT」公式Webサイト
http://www.beatiii.jp/
□発行
東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2006. Interfaculty Initiative in information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.
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