Prev

Next

Beating 第96号
2012年度Beating特集「いまどきのミレニアムキッズ」
第2回:若年層のメディア利用の現状

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
メールマガジン「Beating」第96号     2012年5月29日発行
現在登録数 2,968名

2012年度Beating特集「いまどきのミレニアムキッズ」
第2回:若年層のメディア利用の現状


http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m096

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

みなさま、こんにちは!

先週、東京では金環日食が見られましたが、みなさんのお住まいのエリアでは
ご覧になれましたか。

さて、今月号のBeating特集「いまどきのミレニアムキッズ」第2回では
若年層のメディア利用の現状について取り上げます。
また、この夏にBEATが実施する、高校生向けのオンラインサマースクールの
ご案内も掲載しています。
「この夏、じっくり自分の将来について考えたい!」というお知り合いの高校生に
ぜひご紹介ください。

では、Beating第96号のスタートです!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★CONTENTS★

【特集】2012年度Beating特集「いまどきのミレニアムキッズ」
第2回:若年層のメディア利用の現状

1. お知らせ・BEAT Seminar 2012年度第1回 BEAT公開研究会
「子どもとデジタル絵本」開催迫る!

2. お知らせ・東京大学×ベネッセ:ソーシャルラーニングプログラム「Socla」
オンラインサマースクール高校生参加者募集のご案内

3.お知らせ・UTalk
「幻の大蝶ブータンシボリアゲハの謎に迫る」のご案内

4. 編集後記


━━
特集─────────────────────────────────
━━ 2012年度Beating特集「いまどきのミレニアムキッズ」
第2回:若年層のメディア利用の現状
橋元良明先生(東京大学・大学院情報学環/教授)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
インターネットが一般家庭に普及するようになり、子どもの頃から
あたりまえのようにインターネットやコンピュータを使いこなす
デジタルネイティブと呼ばれる世代が登場してきました。
「いまどきのミレニアムキッズ」では、そんな子ども達のメディア利用の現状と
これからの教育に何が求められているのかを、研究者へのインタビューや
最新の研究を取り上げながら探索していきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

---
第2回は、東京大学大学院情報学環の橋元良明先生に、「若年層のメディア利用
の現状」について語っていただきました。橋元良明先生のご専門は情報社会心理学で
情報行動に関する社会心理学的な分析や、メディアが実社会に及ぼす影響などを
中心に研究をされています。今回は、日本人の情報行動について全国調査を実施
されている橋元先生に、若年層のメディア利用の変化や特徴について伺いました。
---


■メディア利用の中心は未だにテレビ。携帯電話も大活躍!

Q:最近の若年層は、どのようなメディアをどの程度利用しているのでしょうか?

私の研究室では1995年から、日本人の情報行動について5年おきに全国調査を
実施しています。具体的には、人々のメディア利用行動やコミュニケーション行動を
アンケートと日記式調査の両面から明らかにしています。2010年では、携帯電話に
よるネット利用が10代、20代共に1日に60分以上、PCによるネット利用は10代で14分、
20代で50分となっています。20代は携帯電話もPCも使っていますが、10代は携帯電話の
利用がとても高いことがわかります。
そして、テレビの利用は10代、20代共に100分を超えていることから、メディア利用の
中心はまだまだテレビだといえるでしょう。また時代の流れで、携帯電話から
スマートフォンへ移行が進んでいます。

Q. メディア利用の目的には、主にどのようなものがあるのでしょうか?

娯楽情報の収集は非常に多いです。カラオケしない、スキーしない、海外旅行
しない、車買わない…そうした傾向が進む最大の理由は、部屋にこもってネット
をすれば、タダ同然で時間がつぶせるからです。あとは、コミュニケーション
ですね。ミニブログも含めて、ソーシャルメディア系のサイト利用が増えている
ように感じます。それから、目的なく使うメディアとしては、テレビがあります
よね。他のメディアにはない癒し機能を、テレビはずっと担い続けていると
思います。

Q:過去10年間と比較して、最近の若年層のメディア利用はどのように変わって
きているのでしょうか?

新聞、雑誌は激減しましたね。若年層でいえば、テレビも減少傾向にあります。
その一方で、ネットは確実に増大しています。利用者が増えていくということ
もありますが、利用時間そのものも増えています。なぜなら、新聞や雑誌、
ニュースなどはネットでほとんど見られるからです。ネットでの機能代替が
可能なメディアは、自然に衰退していくでしょう。そういう意味では、テレビも
一部の機能はネットで代替できます。けれども、BGMやスクリーンセーバー替わり
になる癒し機能や、他のメディアを上回る速報性がテレビの強みなので、激減する
ことはないでしょう。また、立ち上がりの遅いPCではなく、携帯で情報収集や
コミュニケーションをとる人もたくさんいます。mixiやモバゲーなどのソーシャル
メディアがメール機能を代替するようになり、携帯電話のサイト利用がぐっと増え
ました。

■多様化するメディアと、進むメディア利用時間の分散化

Q:テレビとネット、若年層の利用行動に何か特徴はありますか?

テレビの利用が長い日はネットの利用も長く、テレビの利用が短い日はネット
の利用も短いというような、相関関係がみられます。つまり数量的に分析する
と、在宅時間のメディア利用は、テレビとネットに分配されている状況です。
今後は、ネットがテレビを完全に代替するかもしれません。けれども、情報欲求の
高い人であれば、テレビを見て面白かった情報をネットで調べたりしますよね。
そういう意味では、そんなに食い合わないかなという気もします。

Q:若年層のメディア利用は、テレビからネットへ移行しているのでしょうか?
Youtubeやニコニコ動画をはじめ、多くの部分はテレビコンテンツに頼っています。
楽曲PVを除けば、ネット独自の動画コンテンツは資本力がないので作れないと
いうのが現状です。テレビのコンテンツの蓄積量とその質は今でもすごいもの
があります。過去のものをYoutubeで見ることはあっても、ネット独自のコン
テンツを見ているわけではないので、テレビ離れが進んでいるとはいえないで
しょう。ネットサービスやアプリが多様化する中で、利用時間が分散した結果、
テレビの利用が短くなっているのです。一方で、携帯電話を片手に、友達と
一緒にいるような雰囲気を共有しながらテレビを見る「ソーシャル視聴(アリ
ーナ型)」が登場しました。また、ツイッターをはじめとするソーシャルメディアを
使って、互いに交流しながらテレビを見る「ながら視聴」も増えています。

■メディア利用の変化は、若年層にどのような影響を与えるか?

Q:若年層を取り巻くメディア環境が多様化する中で、どのような変化がもたら
されたのでしょうか?

ポジティブな変化としては、情報発信力の拡大が挙げられます。メールやツイ
ッターも含めると、最近の若年層はものすごい量の字を書いています。また、
つまらないつぶやきだけではなくて、しっかりした考えや雑感を表明する人や、
作品や私的小説、写真集もどきなどをアップする人もいます。意見や表象物の
交換がネットワーク的に拡大されて行われるようになってきているのは、非常
にいいことだと思います。けれども、自分の情報発信の伝達範囲を理解できて
いない人が、ツイッターで芸能人の来店情報を流すなど、ネガティブな問題も
発生しています。ただし、ソーシャルメディアの普及によって伝達範囲が拡大
し続けることで、個人が意見や態度を自由に発信できるようになってきました。
そして、多元的無知状況(e.g.実は周囲の人も自分と同意見であることに気が
つかない状況)が解消される場合が出てきたのは、ポジティブな変化です。
ネット利用では自分の関心のあるテーマしか見ないのが常です。そのため、
関心領域の狭小化や、似た者同士の議論に終始するといったネガティブな変化
もみられます。こんなにも広いネットワークを持ちながら、考えの広がりは
むしろ狭まっているのではないかと感じています。

■拡大するソーシャルメディアの光と影

Q:近年、ソーシャルメディアの利用が拡大している背景には、何があると
お考えでしょうか?

コミュニケーション効率を考えたときに、ソーシャルメディアは非常に効率が
いいです。マスメディアでは正確に伝わらない。かといって、パーソナル
コミュニケーションの代表ともいえるメールでは効率が悪い。そうなると、
ソーシャルメディアには社会的な必然性が生まれます。クラスの連絡網、就職
活動のエントリー、職場での情報共有など、プラットフォームはさまざまですが
多くの若年層がソーシャルメディアを利用しているのは事実です。心理的な要因
でいえば、繭化メディア(公的な共同空間へのつながりを持たないメディア)が
ばーっと広がった反動もあるかなと思います。メディアは必ず揺り戻しがあるん
です。人はもともと孤独を嫌いますから、例えば、音楽プレーヤーでイヤフォンを
してゲームをしていても社会化を求めるんですね。あとは、少子化、そして地縁的・
親戚的コミュニケーション機会の減少なども、関係しているでしょう。対面での
付き合いがなくなると、ソーシャルメディアを介して拡大した友達につながりを
求めるのです。

Q:ソーシャルメディアの利用に関して、ネガティブな側面もあるのでしょうか?

対面に比べて、ソーシャルメディアは反響が大きいので、それがモチベーション
にもなります。自分の感想に対していろいろな反応があると、高揚感が出ます
よね。それがモチベーションを高めることになって、もっともっと注目を浴びたい
との思いから、エキセントリックでリスキーな発言をするようになる場合もあります。
社会心理学でいうと、意見の極化です。極端な意見を増幅して発信するようになる
ことは危険です。ソーシャルメディアを介すると、相手の身体的痕跡や表情は
見えませんので、どうしても発言に責任感がなくなります。
また、ネット上のコミュニティ活動に参加しただけで満足してしまい、現実社会での
ボランティアや福祉活動などに結びつかない場合もあるといわれています。

■これからのメディア利用やいかに-本当に難しい未来のメディア予測-

Q:若年層のメディア利用は、今後、どのように変化していくとお考えでしょうか?

メディア予測は、地震予知と同じくらい、またはそれ以上に難しいと感じています。
予想もつかないアプリやサービスが、次々に登場しています。メディアもますます
多様化して、メディアの利用時間はより分散化していくと思います。
先ほども述べた通り、ネットによるパッケージコンテンツ(新聞・雑誌・CDなど)
の機能代替は、今後ますます加速するでしょう。クラウド(データをインター
ネット上に保存すること)が浸透することで、映像情報や娯楽情報、電子書籍や
ゲームなどもクラウドを利用して入手することが可能になります。本棚には
本が1冊も並ばない、学力測定もある程度はクラウドの情報を利用してもよい
という時代に移行するかもしれません。情報の海から必要な情報を効率的に
探してきて、それを再構成することが求められるようになるでしょうしね。
携帯電話からスマートフォンへの移行はすでに始まっていますが、今後もそれは
続くでしょう。タブレットについては、大きな画面、立ち上がりの速さ、
バッテリーの駆動時間、携帯性などメリットが山ほどあります。けれども、
キーボードの打ちづらさも含めて、タブレットがPCを完全に代替することは
ないでしょう。仕事はやはりPCでする人が多いと思います。

Q:日々の生活行動は、具体的にどのように変化していくと思われますか?

以前、海外に行って驚いたことは、船の上のデッキでタブレットを片手に日光浴を
している欧米人を見かけたことです。老若男女を問わず、公園などでタブレットで
本を読むシーンが日本でも当たり前になるかもしれません。操作性がよくて、
身体的な動作となじみがいいタブレットは、子どものおもちゃ代わりにもなる
ようです。感覚的にフィットするから受け入れられるんでしょうね。
2、3歳児にタブレットを渡して1つサイトを教えると、日本語でも英語のサイト
でもどんどん自分で広げて遊ぶようです。そう考えると、乳幼児が遊ぶツール
として、または教育現場においてもっと普及していく可能性もあるでしょう。
そうして育った世代は、今のモバイル世代とは違った感性や側面をもつかも
しれませんね。メディアが人々を云々するというのは大げさなように思うかも
しれないけれど、ネットがない時代に育った世代と、生まれたときからネット
に親しんできた世代とでは、確かに価値観が違うのです。

◎特集記事協力◎
伏木田稚子/東京大学 大学院 学際情報学府 博士2年


━━━━━━━━━━━
おしらせ・BEAT Seminar  ─────────────────────
━━━━━━━━━━━
2012年度第1回BEAT公開研究会
「子どもとデジタル絵本」開催迫る!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

BEAT(東京大学情報学環ベネッセ先端教育技術学講座)では、
2012年度第1回 BEAT Seminar「子どもとデジタル絵本」を6月2日(土)に
開催致します。

近年、書籍のデジタル化が進み、子どもの絵本の世界にもデジタル化の波が
押し寄せてきています。
デジタル絵本は、紙の絵本とは何が異なるのでしょうか。

今回のBEATセミナーでは、幼児とメディアの研究をされている佐藤朝美氏
(東京大学・大学院情報学環/特任助教)、「ピッケのつくる絵本」の
クリエーターの朝倉民枝氏(株式会社グッド・グリーフ/代表取締役)、
物理シミュレーションを用いたデジタル絵本「まり」の制作に携わった
正道寺裕子氏(日本出版販売株式会社・経営戦略室デジタルコンテンツチーム)
をお迎えし、デジタル絵本が子どもにどのような学びをもたらすのか、
デジタル絵本の可能性について議論を深めたいと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

------------

日時:2012年6月2日(土)14:00~17:00

場所:東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール(赤門横)
福武ラーニングシアター(B2F)
アクセスマップ>> http://www.beatiii.jp/seminar/seminar-map49.pdf

内容:
14:05-14:45
1.講演1「子どもにとっての絵本の役割とデジタル絵本の可能性」
佐藤朝美(東京大学・大学院情報学環/特任助教)
朝倉民枝(株式会社グッド・グリーフ/代表取締役・クリエーター)

14:50-15:30
2.講演2「デジタル絵本の開発」
正道寺裕子(日本出版販売株式会社・経営戦略室デジタルコンテンツチーム)

15:40-16:00
3.参加者によるグループディスカッション

16:00-17:00
4.パネルディスカッション「子どもとデジタル絵本」
ミニトーク「子どもの発達と絵本の役割」
石川由美子(聖学院大学・人間福祉学部こども心理学科/准教授)

司会:
高橋 薫(東京大学・大学院情報学環/特任助教)
藤本 徹(東京大学・大学院情報学環/特任助教)
パネリスト:
石川由美子
佐藤朝美
朝倉民枝
正道寺裕子
* パネリストは変更になることがあります。

定員:180名(定員になり次第締切りますので、お早めにお申し込みください)
参加費:無料
懇親会:セミナー終了後1F UT Cafeにて 参加希望者(3,000円)

お申込みはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.beatiii.jp/seminar/index.html


━━━━━━━━━━━
おしらせ・ 東京大学×ベネッセ :ソーシャルラーニングプログラム「Socla」
━━━━━━━━━━━
オンラインサマースクール高校生参加者募集のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京大学大学院 情報学環ベネッセ先端教育技術学講座BEATでは、2010年度
より(株)ベネッセコーポレーションと共同で、高度に進展する情報化・国際化
社会において、学びを自ら切り開いて行けるような人材の育成を目指し、ソー
シャルメディアを活用した学習支援プログラム「Socla(ソクラ)」を実施して
います。

その一環として、「2012年夏、インターネットを使って進路について考えよう!」
をキャッチフレーズに、高校生を対象としたSoclaオンラインサマースクール
を開催いたします。本サマースクールでは、高校生と大学生や社会人とを、
ソーシャルメディアのひとつであるFacebookでつなぎ、キャリアに関する
プロジェクト学習を行います。主体となる高校生が自らのキャリアについて
調べ学習を進めるプロセスで、大学生や第一線で活躍する社会人とのFacebook
上での対話を通じ、自ら学ぶことの意味について体験的な理解を促す活動を
行います。

ソーシャルメディアを利用することで、普段の生活ではなかなか接することの
できない社会人・大学生の、さまざまな学び方・働き方・生き方を身近に感じ
ることができ、彼らをロールモデルとして自分の進路を具体的にイメージする
ことができます。今夏の経験が、将来について考えるひとつのきっかけになればと
思っております。

つきましては、本サマースクールに参加する高校生を募集しています。
実施期間や応募要件は次の通りです。

■応募要件(以下4点すべてを満たす必要があります)
1.高校生の方
2.自身の携帯電話をお持ちで、携帯メールのできる方
3.サマースクール期間中、インターネット接続可能なパソコンで学習を進めら
れる方
4.プログラム参加に関して保護者の方の同意を得られた方

■プログラム詳細・参加のお申し込みはこちら!
http://on.fb.me/socla2012

━━━━━━━━━━
お知らせ UTalk ──────────────────────
━━━━━━━━━━
「幻の大蝶ブータンシボリアゲハの謎に迫る」のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

UTalkは、様々な領域で活躍している東京大学の研究者をゲストとして招き、
毎月開催するイベントです。カフェならではの雰囲気、空気感を大切にし、
気軽にお茶をする感覚のまま、ゲストとの会話をお楽しみいただける場と
なっています。

約80年前にヒマラヤ山脈の奥地で発見されて以来、幻となっていた「ブータン
シボリアゲハ」。2011年8月、日本とブータンとの共同調査隊がついにその姿を
確認しました。6月のゲストは、調査隊に副隊長として参加した矢後勝也さん
(総合研究博物館・助教)。このチョウの形態や生態、さらには生息地の環境や
地理を読み解いて、その生き様に迫る、矢後さんの研究について伺います。

みなさまのご参加をお待ちしています。

日時:6月9日(土)14:00~15:00

場所:UTCafe BERTHOLLET Rouge(東京大学 情報学環・福武ホール併設)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html

料金:500円(ドリンク付き/要予約)

定員:15名

お申し込み方法:UTalkホームページ
https://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/utalk/
の参加申込フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。

※お申し込みの締め切りは6月1日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
ご了承ください。


━━━━━━━━━
 編 集 後 記 ──────────────────────
━━━━━━━━━
Beating第96号は、お楽しみいただけたでしょうか。

先日、NHKのニュースを見ていたら、デジタルネイティブならぬ、デジタル
シニア(インターネットやデジタルメディアを使いこなす熟年層)が取り上げ
られていました。テレビの画面に映し出された壁面いっぱいの本の山に
「あれっ?この空間、妙に既視感がある!」と思ったら、前日に「いまどきの
ミレニアムキッズ」の取材でおじゃました橋元良明先生の研究室でした!
(NHKニュースの取材がやってくるとは、さすが情報行動研究の大御所の
橋元先生ですね。)

間もなく開催する6月2日(土)のBEATセミナー「子どもとデジタル絵本」で
は、講演やパネルディスカッションの他に、デジタル絵本のデモンストレーシ
ョンも行う予定です。ぜひ、会場で見て、触って、デジタル絵本独自の世界を
体験してみてください。

ご意見・ご感想をお待ちしております。

「Beating」編集担当 高橋 薫 (たかはし かおる) kaorutkh@beatiii.jp

-------次回発行は6月26日の予定です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
--------------------------------------------------------------------
BEATはTwitterを利用して教育やICTに関する最新情報や、BEATに関する
情報を発信しています。Beatingで紹介している情報以外にも多くの情報を
発信していますので、Twitterをご利用のかたはぜひBEAT公式アカウント
(@beatiii)をフォローしてみてください。
http://www.twitter.com/beatiii
---------------------------------------------------------------------

本メールマガジンのご登録先は、ベネッセ先端教育技術学講座です。ご登録
にあたって、お知らせいただいたお名前・メールアドレスなどの個人情報は、
ベネッセ先端教育技術学講座にて、「Beating」からのお知らせのためだけに
使用いたします。また、ご本人の同意なく、第三者に提供することはござい
ません。

「Beating」はお申し込みをいただいた方々に配信しています。無断転載は
ご遠慮いただいておりますので、転載を希望される場合はご連絡下さい。

□登録アドレスの変更、登録解除などは
  http://www.beatiii.jp/beating/?rf=bt_m096b

□ご意見・ご感想は…
「Beating」編集担当 高橋 薫 kaorutkh@beatiii.jp
(東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座 特任助教)

□「BEAT」公式Webサイト http://www.beatiii.jp/?rf=bt_m096

□発行:東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」
Copyright(c) 2012. Interfaculty Initiative in Information Studies,
The University of Tokyo. All Rights Reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Prev

Next

PAGE TOP